トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2004/05/31
岡田代表、連合集会で年金法案廃案へ決意訴える
記事を印刷する



 民主党の岡田克也代表は31日、国会内で開かれた連合の決起集会で挨拶した。政府・与党は年金法案の今週末の成立を目論んでおり、その山場に向け「政府改悪法案の撤回、未納・未加入閣僚の責任追及、年金制度の抜本改革」を求めて開かれたもの。

 岡田代表ははじめに「非力ではあるが、一日一日精一杯頑張っていく」と代表就任の決意を述べた後、「政府は100年持つ改革案だと言うが、中身は不当表示、宣伝に偽りありのいい加減な内容だ。国民も6〜7割が廃案を望んでいる。また年金の運用問題など数々のスキャンダルもあり、未納・未加入問題で最も正直でないのは自民党、小泉首相だ」と政府案と小泉内閣の姿勢を厳しく批判。「民主党は年金改革の具体案を出している。政府も具体案を出して、参院選でどちらが優れた案であるかお互い競い合おうではないか。民主党は参院選でしっかり勝利して、次期総選挙で政権交代を実現し、日本を立て直すという大目標に向かって戦っていく」と訴えた。

 連合の笹森清会長は「民主党の新しい体制を好意的に受け止め、全面的に支援し続けるし、参院選も地べたに這いつくばっても全力で戦う」と前置きした上で、「今回の政府案は今までで一番最悪。国民にとってとてつもなく悪法。われわれの最終目標は抜本改革だ。それに向けて民主党など野党が廃案に追い込むなら全面的に支援する」と力説した。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.