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2003/02/19
名古屋刑務所問題、衆院予算委で21日に集中審議
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 19日午後、民主党はじめ野党4党の国会対策委員長・予算委員会理事は国会内で会談し、名古屋刑務所での受刑者虐待致死事件、およびそれをめぐる18日の衆議院予算委員会での森山法相虚偽答弁問題について、同委員会において法相出席による集中審議を求めることで一致した。その後、野党の要求を与党側も受け入れ、21日に集中審議が開かれることになった。

 森山法相の虚偽答弁問題については、この日午前の野党国対委員長会談においても、法相の不信任決議案提出も視野に入れて厳しく追及することを確認している。

 この問題は、01年12月、名古屋刑務所の副看守長が受刑者に対して消防ホースで高圧放水し直腸裂開などで死亡させたにもかかわらず、同刑務所や法務省矯正局が「自傷行為による腹膜炎で死亡」と虚偽の説明を行って事実を隠蔽したもの。法相は昨年11月の国会質疑で「(本事件を含む名古屋刑務所の3事件は)検察において捜査中なので全容が判ったうえで報告する」と答弁。また1月末には本事件について刑事局長から報告を受けていたにもかかわらず、18日の予算委員会で民主党の山花郁夫議員の質問に「(2月)12日に副看守長が逮捕された時点で初めて事件を知った」などと答弁したため、同委員会が紛糾した。

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