民主党の枝野幸男政調会長は19日、定例の記者会見を行い、同日の『次の内閣』閣議において民主党議員立法となる「銀行等の中小企業者に対する貸付けの適正の確保に関する法律案」と「環境教育振興法案」の法案審査が行われ、了承されたことを報告した。
枝野政調会長は中小企業貸付適正化法案について、「中小企業に対する銀行の貸し渋り、貸しはがしが深刻な社会問題になっており、さらに銀行が借り手との関係において優越的な立場にあり、しっかりとした契約書や契約に対する説明がなされないまま融資が行われている。社会的に適正に配慮したかたちで融資が行われるようにしなければならない」と説明。近く提出する方針を固めたと述べた。
また、環境教育振興法案についても「環境というものに対して責任を持った社会を作っていくという観点から、教育の場においても環境というものをきちんと位置付けていく」と説明した。なお同法案は、この日ただちに提出された。
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