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2002/10/04
鳩山代表ら、ベトナム共産党書記長と会談
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 民主党の鳩山由紀夫代表、羽田孜特別代表、海江田万里政調会長、ツルネンマルテイ国際局長は4日、来日中のベトナム共産党のマイン書記長の要請を受け、迎賓館で会談した。

 マイン書記長は冒頭、日越関係を非常に重視していると述べ、政府だけではなく野党とも交流を推し進めたいと表明。「民主党とも本日を出発点に交流を進め、相互理解を深めたい」と語った。また、15年間のドイモイ政策の成果として、ベトナム国内の経済は年々上向きに推移していると説明。そうしたなかで、日本からの投資、援助はインフラや貧困撲滅のために効果的に使われていると報告した。

 これを受けて鳩山代表は、ドイモイ政策が順調に発展していること、日本のODAが有効に機能していることは喜ばしいとし、「ベトナムとの長期的な信頼関係の構築にむけ、民主党としても努力していきたい」と述べた。

 また、ベトナムで行われた憲法改正について鳩山代表が質したのに対して、マイン書記長は「経済発展のための手立てとしての海外企業の受入れ、指導者に対する信任投票の検討、行政改革を進める中での汚職対策などを目指している」との説明があった。

 さらに鳩山代表とマイン書記長は、日越両国が文化的特質や勤勉な国民性などで共通するとの考えで一致。今後も連絡を取り合い、相互理解を深めていくことで合意した。

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