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2002/10/08
「ペイオフ解禁延期は金融失策の結果」鳩山代表
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 民主党の鳩山由紀夫代表は8日、第4次鳩山ネクストキャビネット(NC)の第1回会議で挨拶し、「われわれは国民に理解される政策を訴えていかなければならない。そのためには大いに発言をし、議論を深めていくことを望む」と述べた。

 鳩山代表は挨拶の中で、政府の景気対策、とりわけペイオフの全面解禁を2年間延長することについて「政府は現在の金融が危機なのかそうでないのかの区別も理解していない。われわれが主張してきた金融の健全化策を行っていれば、ペイオフの解禁はできているはずだ。政府の腰の定まらない対応を浮き彫りにした結果である。この責任は極めて重い」と厳しい口調で批難した。

 また北朝鮮問題について「本当の意味での国交正常化が実現できることを期待しているが、現状は北朝鮮側の考え方をうのみにしているだけである。拉致家族の思いを考えれば、一刻も早い拉致問題の全面解決を望む。そのことを踏まえると、国交正常化交渉は時期尚早ではないか」と語った。

 米国のイラク攻撃については「米国の攻撃がどこまで必要なのか、日米同盟を結んでいる立場に立ってわれわれも議論していくべきである」と指摘した。

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