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2002/10/08
「選挙制度見直し指示で衆院議長は権威汚す」岡田幹事長代理
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 民主党の岡田克也幹事長代理は8日、就任後初の定例会見に臨み、民主党の古賀一成衆議院議員(比例九州ブロック)が議員を辞職して福岡県第6区の補欠選挙に出馬することに一部で批判が出ている問題について、「惜敗率という考え方を採った以上、必ず出てくる」と述べ、問題はないとの見解を示した。

 会見で岡田幹事長代理は、古賀議員の問題について、「本選になれば当然出てくる人が、その前に補選になったから出るというのは、当然とは言わないが、あっていいことだ。別の人を立てるとなれば、かえって有権者に判りにくいのではないか」「惜敗率という考え方を採った以上、必ず出てくるケースで、いけないとは言えない」と指摘。個人的な意見と断った上で、「同じ立場だったら、同じことを必ずした」と述べた。

 また、衆議院の綿貫議長が古賀議員の辞職願受理を拒否したことに続いて、与党の選挙制度改革協議会に比例区をめぐる制度見直しの検討を指示したことについて、「今回のことは当然予想されていたこと。これをもって問題を議論しろというのは妥当なのかどうか。むしろ、議長の権威を自ら汚しているのではないか」と批判した。

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