民主党の鳩山由紀夫代表は15日夜、東京都内で自由党の小沢一郎党首と会談し、7つの補欠選挙すべての勝利を目指し、最大の協力体制をとることを確認した。民主党側は中野寛成幹事長、赤松広隆選対委員長、自由党からは藤井裕久幹事長らが同席した。
会談後の記者会見で鳩山代表は、「日本の現状は小泉内閣の失政そのものが生み出したものであるだけに、政権交代で日本を変えていくためにはミニ総選挙ともいえる7つの補欠選挙で7つとも勝利する必要がある。(党首会談で)その可能性は十分にあるとの共通認識を得た」と説明。民主党・自由党間での信頼関係構築こそ自民党政治を終焉させるための最大課題との共通認識のもと、統一補選における最大の協力体制をとることで一致したことを明らかにした。
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