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2003/03/12
「政府与党が開き直るならえらいことになる」角田参院会長
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大島農水相の辞任を求め野党4会派が審議を拒否している参議院で12日午前、民主党の参院会派である民主党・新緑風会の議員総会が開かれ、この問題で政府与党が明確な結論を示すまで一致団結して対応していくことを確認した。

 挨拶に立った角田義一参院議員会長は、「大島農水相は、かつて自民党国対委員長として加藤紘一、田中真紀子、鈴木宗男らを国会に参考人として呼び、引導を渡してきた人ではないか。それが自分のことは棚に上げて居座っているという品性を疑う。『秘書も参考人に出さない、自分も辞めない、何もしない』と頬かむりして許されるはずがない」と大島農水相の姿勢を厳しく批判した。

 また、角田会長は、審議拒否戦術のあり方について、「予算をきちっと審議して30日以内に上げるのは参院の良識だ。国民生活に重大な影響のある日切れ法案やイラク問題についてもきちっと対応するのは当たり前の話。この枠をきちっと堅持して、ぎりぎりの日程で臨んでいる。もし政府与党が『野党が勝手にやっている』などと開き直るなら、えらいことになると申し上げておく」と表明、一致団結して政府与党に迫っていくことを訴えた。

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