1日午後の菅直人代表代行の記者会見でも明らかにされたが、民主党「ジャワ島地震救援対策本部」は明日2日から、地震被害の現地調査と支援を行うため、末松義規同対策本部事務局長(国際局長)を団長とする調査団を派遣する。菅代表代行の後に記者会見を行った、今回の調査団員でもある黒岩宇洋参議院議員が、その詳細を明らかにした。
黒岩議員は会見で、まず調査団の目的・構成・日程について説明(内容は以下を参照)。更に現地では、医療を専門とするNGOであるAMDAの協力の下、粉ミルクや医薬品を支給する予定であることや、政府に対して、現地に派遣されている自衛隊緊急医療チームの活動を視察できるよう要請していることも、併せて明らかにした。また、現地の遺跡の復興に関しても、わが国による中長期的な支援に向け、現地を視察する予定だとしている。
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民主党「ジャワ島地震救援対策本部」調査団派遣について
1.目的
5月27日、インドネシアのジャワ島で発生した地震による被害が拡がっており、犠牲者が6000名を超える状況や、今回の被災地に近いムラビ山の噴火も懸念される事態を受けて、わが国ならびにわが党ができる支援策などを早急に調査・検証するために、調査団を派遣する。
2.構成
団長:
末松義規 衆議院議員(ジャワ島地震救援対策本部事務局長/国際局長)
黒岩宇洋 参議院議員(参院国会対策委員会副委員長)
藤田幸久 前衆院議員(同対策本部事務局次長/国際局副局長)
3.日程
6月2日(金)
成田発 ジョグジャカルタ着
6月4日(日)
ジョグジャカルタ発 ジャカルタ着
6月6日(火)
ジャカルタ発 成田着
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