民主党の海江田万里政調会長は31日、定例の記者会見を行い、個人情報保護法案と緊急事態関連法案に対して一部に与党側から修正の動きがあることについて「特に個人情報保護法案については、野党4党の足並みを揃えて行動をとることが大事だ」と述べた。さらに「緊急事態関連法案については、全党的な議論を展開し、党内の意見の統一を図っていく」と述べた。
また経済・財政政策について海江田政調会長は、「本日行われた経済再生本部による政府ヒアリングにおいて政府側が提出した“改革加速のための総合対応策”と“金融再生プログラム”は、相互の関係性が極めて不明瞭であり、文章の内容が捉えどころのないものになっている。またこれらの正当性や性格などについても疑問点が残る」と指摘した。「われわれは早急に経済再生プランをとりまとめ、国民の期待に応えられるしっかりしたものを作る」と語った。
さらに海江田政調会長は、4月に行った第2回インターネット市民立法で選出された7件の提言を具体的に政策化していく意向を明らかにした。
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