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2003/03/18
連合「平和のための緊急集会」で岡田幹事長が連帯発言
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ブッシュ米大統領がイラクに対して武力攻撃を行う最後通牒を突きつけ、小泉首相がそれを支持する立場を表明した18日夕、東京・明治公園で連合、原水禁、核禁会議が共催する「平和のための3・18緊急集会」が開かれ、連合組合員らおよそ6千名が「国連決議なき武力攻撃反対」などとシュプレヒコールをあげた。民主党からは岡田克也幹事長が駆けつけ、連帯挨拶を行った。

 登壇した岡田幹事長は、まずブッシュ大統領の最後通牒(48時間以内にフセイン大統領が国外へ亡命しなければ武力攻撃を行う)が、国連憲章で認められた武力行使の要件を踏みにじろうとするものであり、「(攻撃が実行されれば)世界平和に逆行する歴史的愚挙になる」と厳しく指弾。「こういうことを繰り返せば国連は形骸化し、世界平和は維持できなくなる」と訴えた。

 さらに岡田幹事長は、「ブッシュ大統領にもまして許せないのは小泉首相だ」として、13日の党首会談に言及。新たな国連決議がないまま米国によって武力攻撃が開始された場合の政府の対応を質したのに対し、首相が「その時に考える」などとまったく責任感のない発言を繰り返したことを紹介、「これが一国の総理の言葉か、と涙が出た」と語った。その上で、これまで武力行使を認める新たな国連決議を望むとしてきたのが、この日突然過去の国連決議が行使の根拠になると言い始めたことに対して、「便宜主義、ご都合主義だ」と語気強く批判。「国連の枠組みを逸脱した武力攻撃を止めさせるために、最後までともにたたかおう」と力強く呼びかけた。

 その後参加者は、そぼ降る氷雨をものともせず、代々木公園までデモ行進を行った。

 なお、この日の集会には、石毛えい子衆議院議員らも参加した。

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