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2002/11/05
【NC】中小企業支援2法案への賛成決める
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 民主党ネクストキャビネット(NC)は5日、政府提出の「中小企業信用保険法の一部を改正する法律案」、「中小企業等が行う新たな事業活動の促進のための中小企業等協同組合法等の一部を改正する法律案」(中小企業挑戦支援法案)について法案審査を行い、賛成の方向を決めた。

 小沢鋭仁NC経済産業相は法案の要旨として「中小企業信用保険法の一部を改正する法律案」は資金難に陥った中小企業に対するセーフティネット保証の拡充、および事業再生のための保証制度(DIP保証)を目的としたものであり、中小企業挑戦支援法案は株式会社、および有限会社についての最低資本金規制(それぞれ1000万円と300万円)の緩和と、企業組合の要件緩和などにより、より柔軟な形態の企業形成を認め、活発な起業を促すことを目的とすると説明。

 その上で小沢NC経産相は、中小企業信用保険法改正案について「不十分ではあるが、民主党が求めてきた中小企業に対するセーフティネットの拡充に資するものである」とし、予算措置に関しては「必要な予算を明確にして、補正予算に盛り込むようにしていく必要がある」と提起。さらに中小企業挑戦支援法については「売掛債権担保融資制度の拡充など、さらに実効性のある中小企業対策の実現を求めていく」と述べ、全体として不十分な点はあるが賛成することを提案、了承された。

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