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2002/11/06
「小泉デフレ対策は先送り・骨抜き・中途半端」鳩山代表
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 民主党の鳩山由紀夫代表は6日、臨時国会で2回目の党首討論を終えて定例会見に臨み、「政府の総合デフレ対策が、先送り・骨抜き・中途半端でしかないことが明らかになった」と語った。

 会見で鳩山代表は、党首討論の感想として、「政府の総合デフレ対策の内容がいかに乏しいかが分かった。経済が待ったなしの状況にある中で、首相の指導性の欠如が露呈した討論だった」と述べた。

 また、民主党が現在まとめている経済再生プランをめぐって、「財政規律重視から景気対策重視にシフトしたのか」という記者の質問に答え、「財政規律は当然重視しなければならないが、それを守るためにも景気回復は必要。経済をうまく回転させることで税収を上げるのも道だ。小泉流の、景気の展望が見えない対策ではいけない。ただ景気対策については、まずは予算の組み替えの中で議論をすべきであって、新たな財政出動を許すようなことがあってはならない」と述べた。

 さらに、国会運営をめぐって、与党が野党の提案を無視して予算委員会の審議日程を出さないことに触れ、「大変失礼だ。まともな政策を出していないから、議論することに抵抗している。そうしていることが、国民をどういう状況に陥れるか、考えるべきだ」と厳しく批判した。

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