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2003/04/03
医療費負担を2割に戻す健保法改正案を野党が共同提出
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与党が昨年7月に強行採決で成立させた健康保険法等の改正により、サラリーマンなど被用者の医療費自己負担が1日から3割に引き上げられたことに対し、民主党など4野党は3日、これを2割に引き戻すための「健康保険法等の一部を改正する法律案」を共同で衆議院に提出した。

 4野党は、すでに「医療費自己負担3割化凍結法案」を提出していたが、自民党など与党3党が3月27日、その委員会審議を求める動議を衆院議院運営委員会で否決。あらためて2割負担に引き戻す法案として再提出した。4野党は、「もし政府・与党が真剣に医療制度の改革を進めていたならば、少なくとも現時点ではサラリーマンの自己負担割合を50%も引き上げる必要は決してなかった」と政府・与党の行った引き上げ措置を強く批判。11都道府県議会を含む地方議会でも3割負担凍結を求める決議が次々に可決されており、「不況で苦しむサラリーマンにこれ以上痛みを押し付けぬよう、結束して早期成立をめざす」としている。

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