トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2003/04/03
代筆による郵便投票制度のための公選法改正案提出
記事を印刷する



民主党は3日、代筆による郵便投票制度の事項を盛り込んだ「公職選挙法の一部を改正する法律案」を参議院に提出した。発議者は谷博之、朝日俊弘、堀利和各参議院議員。
 
「外出できない原告らが選挙権を行使できる投票制度がなかったことは憲法違反といわざるを得ない」とした昨年11月の東京地裁判決を踏まえ、民主党はプロジェクトチーム(谷座長、阿久津幸彦事務局長=衆議院議員)を設置。自ら判断し、投票意思も充分にあるALS(筋萎縮性側索硬化症)患者や重度障害者等の選挙権行使の機会を確保するため、関係者からのヒアリング等を重ね、代筆による郵便投票の導入を検討してきた。

 改正案では、自ら投票の記載ができないことの証明として身体障害者手帳等の提示を義務づけ、代筆者には同居する親族等を想定。投票の公正を禁錮・罰金等の罰則で担保することを規定している。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.