野党4党疑惑解明プロジェクトチーム(座長・桑原豊民主党衆議院議員)が26日、清水達雄参議院議員の党費を肩代わりしていた疑惑が持たれている3団体(全宅連、全宅保証、全政連)を聞き取り調査した。
当初、3団体の会長である藤田和夫氏が聴き取り調査に応ずる予定だったが、藤田会長は突如、過労のため入院したとして聴き取り調査に応じず、各団体の事務局長と弁護士が対応した。
調査後に記者会見した桑原PT座長は「3団体と、さらに自民党宅建支部が一体であることが明らかになった。今後も追及し疑惑の解明を進める」と語った。また、民主党の木下厚衆議院議員は「全政連本部からの寄付金で、自民党宅建支部の党費を出している。これは党費の肩代わりで問題だ」と指摘。東政連では会費を自民党費に充てることを機関決定しており、4000円の党費を個人から取っていないことが明らかになっている。
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