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2003/04/17
4野党国対委員長、松浪議員の参考人招致方針を確認
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民主党など野党4党の国会対策委員長は17日昼前、国会内で会談し、暴力団関係者から秘書給与の提供を受けていた保守新党の松浪健四郎議員について、事実関係を究明するため、予算委員会に参考人として招致する方針を確認した。

 会談後に記者会見した民主党の野田国対委員長は、「昨日、松浪議員は辞職すべきだというコメントを出し、その後の経緯を見守っていたが、残念ながら辞める気配はない。保守新党もいろいろと弁明を並べ、公党として責任ある態度とは言えない。自民党・公明党も黙認している。今回のケースは、もともとがまず秘書給与の肩代わりという問題があるし、それを担っていたのが、談合にかかわったとされる暴力団の組員であるし、依頼を受けて捜査情報を照会し、それは犯罪幇助や犯人隠避につながるし、一つの事案の中でやってはいけないことが盛り沢山だ。これだけのことをやって政治家が責任を取らないなら、政治家は何をやってもいいということになりかねない。暴力団という反社会的勢力に手を貸すようなことはあってはならない」とあらためて松浪議員の態度やこれをかばう与党3党を厳しく批判。今日、明日にも衆議院予算委員会の理事間で参考人招致を申し入れるとしている。

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