民主党ネクストキャビネット(NC)は26日の会議で、政府提案の原子力2法案(「電気事業法及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案」「独立行政法人原子力安全基盤機構法案」)の審査を行い、民主党が要求した修正内容が採り入れられたことを踏まえて賛成する方針を確認した。
原子力2法案をめぐって民主党は、1)原子力安全委員会による調査対象の拡大、2)申告制度の申告先の拡張、3)「自主検査」の用語変更、などの修正を求めていたが、政府側がそれらをすべて受け入れることを表明したため、これに賛成することとなった。
また民主党はこれとは別に同日、原子力安全委員会を経産省から独立させることなどを盛り込んで議員立法として提出していた「原子力安全規制委員会設置法案」を衆議院に再提出した。
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