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2002/12/03
鳩山代表が党常任幹事会で辞任を表明
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 民主党の鳩山由紀夫代表は3日の党常任幹事会で、今月13日をもって代表を辞任することを表明した。あいさつの要旨は以下の通り。

【代表あいさつ(要旨)】

 今日まで常任幹事の皆様方には大変ご苦労さまでした。いろいろとご心配をおかけし、また、ご迷惑もおかけしましたが、そのなかで、日々それぞれの立場でご努力いただいたことに感謝を申し上げます。

 言うまでもありません。皆さんと同じように私も民主党が大好きであります。その民主党の設立の経緯は、お分かりの通り、自民党に対抗し得る二大勢力の政党政治の一翼を担う、政権交代可能な政党たらんと、しかる後、政権を取ると、その目標のもとで皆様方とともに行動を起こし、今日に至っております。その気持ちは皆様方と同じで、今まで以上に今強い思いを持ち合わせております。

 ただ、皆様方のご議論のおかげで、またサポーターの皆様方のご協力のもとで、第三期の民主党の代表としての職を頂いたわけでありますが、その後必ずしも順調に民主党の運営がなされておりません。大変残念に思っております。いろいろな思いがおありだとは思いますが、その責めは私が負うべきでございます。ぜひ、民主党の真価を皆様方に発揮願いたい。そして、真の意味の民主主義を確立していただきたい。国民に期待される政党の姿を早く取り戻していただきたい。その思いのもとで、私を今日まで支持していただいた皆様方にお詫びを申し上げなければなりませんが、この会期13日をもって民主党代表の職を辞す決意を固めました。どうかご理解をお願いしたい。

 皆様方には、常任幹事のお一人お一人として、党の発展のために今日まで大変なご協力をいただきましたことに心から厚く御礼を申し上げます。大変ありがとうございます。私自身が至らぬゆえこのようなことになってしまいましたことをお詫び申し上げます。

 私はやはり真の民主主義というものをつくり上げていくために、今こそ民主党自身の体質というものも強化しなければなりませんし、選挙における候補者の擁立も果たしていかなければなりません。と同時に、民主党一党のみでなく、野党との協力関係を今まで以上に強く構築していかなくてはならないと信じている一人でございます。いわゆる野党結集というものを民主党を軸にして作り上げていくことが急務だと信じています。総選挙がいつになるかという情勢はあろうかと思います。しかし、来年には間違いなく総選挙が行われると予測されるなかで、民主党の体力を今まで以上に強化を急がなければならないこと、言うまでもありません。

 そのためにも、野党との間の結集力を強めていかなければならないときだと思っています。どのようにしてこれを実現していくか、大変難しい課題だとは思いますが、これを乗り越えてこそ、真の民主主義が確立できると私は信じておりますだけに、そのことを皆様方に何としても行っていただきたい。皆様方のお立場はよく理解しております。この思いをぜひご理解いただいて、お立場のなかで最善のご努力をいたしていただきますように、心からお願いを申し上げたいと存じます。

 まだ会期末まで10日ございます。その間に、ぜひ小さな次元の権力闘争のような話ではなくて、大きな、日本をどうつかんでいくか、国民の民心をどうやって民主党がつかんでいくか、そこに皆様方のお気持ちを集中していただくなかで、そうした和のある民主党の姿を一刻も早く実現していただきたい。後任の人事も含めて、党のことをできるだけ皆様方のご協力のなかで、スムーズに運んでまいりたいと思いますので、その意味でのご協力もさらにお願い申し上げたい。

 あらためて、常任幹事の皆様方に申し上げなければならないことは、応援していただいた、ご指導いただいた皆様には大変つらいことではありますが、そのことによって、民主党の新たな道をぜひ切り拓いていただきたい。その願いをこめて、辞任を申し上げますので、どうかわがままをご了解願いたい。 よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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