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2003/07/01
民主党大躍進パーティーに4千名が参集
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民主党は1日、東京都内で結成5周年の「民主党大躍進パーティー」を開いた。会場には、支援者など約4千名が詰めかけ、大盛会となった。

 挨拶に立った菅直人代表は、1998年4月の結党以来の歩みを振り返りながら、「民主党は、官僚の協力がなくても自力で政策も法律も作れる、日本で最強の政党に育ってきている」と強調。その上で「今戦わねばならない本当の敵は、税金をムダに食べ尽くしている“タックスイーター”の化け物だ」とし、その“退治”のために官僚や族議員に依存する小泉政権を総選挙で引きずり降ろす決意を高らかに表明した。

 政党からの来賓挨拶では、自由党の小沢一郎党首が、「野党第一党として、政権交代への期待を裏切らないでほしい。どんなことでも協力する」と力強く呼びかけ。社民党の土井たか子党首は「民主党がリーダーシップを発揮すれば、野党は頑張れる」と述べ、野党間の結束強化を訴えた。無所属の会の田名部匡省代表も「勝てる態勢を国民は期待している」と述べ、野党が一致して総選挙での勝利をめざすべきことを強調した。

 また労働界代表して挨拶に立った連合の笹森清会長は、「働く人、国民全体の政策を実現するために、目的が一致する政党との協力を強めていきたい」と表明。経済界からの来賓として登壇した京セラの稲盛和夫名誉会長は、「民主党が政権交代可能な健全野党へと成長することを願っている。日本国民のために大同団結を」と呼びかけた。

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