5月18日に投票が行われる徳島県知事選挙が告示された1日、民主党、自由党、共産党、社民党が推薦する前知事の無所属候補が徳島市内で第一声を上げた。
前知事は、圓藤元知事が収賄事件で失職したことを受けて行われた昨年4月の知事選で民主党などが支援して当選したが、今年3月に県議会野党の自民党、公明党などが不信任決議を可決したため、失職。今回の選挙に、政治腐敗防止制度の確立、吉野川可動堰計画の完全中止などを掲げて再度挑戦する。
激励に駆けつけた民主党徳島県連代表の仙谷由人衆議院議員は、集まったおよそ500名の支持者を前に、「野党の不信任は横暴で無茶苦茶。この選挙は徳島の庶民の草の根の民主主義をつくる戦いだ」と力強く訴えた。
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