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2003/05/09
【衆院厚労委】山井議員、副大臣疑惑を追及 4野党が辞任要求
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民主党の山井和則議員は9日の厚生労働委員会で、木村副厚労相が整骨院・接骨院に対して適正な保険請求を求める行政指導を見送らせた疑惑について厳しく追及し、冒頭から審議が止まった。
 
 山井議員は、行政指導の通知案の内容について説明に来た厚生省の担当者と木村副厚労相との97年10月24日のやりとりの記録を示し、追及。記録によれば、「負傷原因に関する通知については、今の案で社団に無理強いをするつもりはなく、進めさせてもらいたい」と説明した厚生省の担当者に対して、副厚労相は「駄目だ。役人の言うことは信用できない」などと発言しており、厚生省に圧力をかけたことが明白に示されている。にもかかわらず、副大臣が「全く身に覚えがない。事実はない」などと答弁したため、山井議員は「平気でうそをつき続ける人に副大臣の資格はない。これ以上質問を続けられない」と厳しく指弾し、質問をうち切った。

 この事態を受けて、野党4党の厚生労働委員会の理事が緊急に記者会見し、木村義雄厚生労働副大臣の辞任を要求したことを明らかにした。

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