民主党は13日午前、『次の内閣』の臨時会合を開き、有事関連法案に関する与党との修正協議について、菅直人代表、岡田克也幹事長、枝野幸男政策調査会長、前原誠司『次の内閣』ネクスト安保相の4人に対応を一任することを決定した。
会議冒頭の挨拶で菅代表は「いよいよわが党にとって、次の衆議院総選挙、参議院選挙での(政権担当能力の)真価が問われるときがやってきている」と述べ、民主党提案の緊急事態基本法案、武力攻撃事態対処法案修正案の中身をできるだけ修正協議で盛り込めるよう、党内の一致団結を要請した。
各ネクスト大臣からは、緊急事態における基本的人権の尊重や危機管理庁設置などの民主党の考え方を最大限盛り込めるよう求める意見が出されたが、枝野政調会長が「これまでの党内の議論を十分に踏まえて協議に臨む」と表明し、最後は全会一致での決定となった。
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