民主党の峰崎直樹ネクスト財務大臣(民主党税制調査会会長)は19日の『次の内閣』(ネクスト・キャビネット)で、「2003年度税制改正についての考え方(案)」について報告した。
冒頭、峰崎財相は「民主党は21世紀の課題に対応した抜本的な税制改革が必要で あると考えている」と説明し、すでに8月に「税制改革の基本構想」をまとめてきた経緯を確認。その上で「直面する2003年度税制改正においては、1.危機的な経済状況から脱却するための緊急対応措置、2.中長期的なあるべき社会を目指した税制改革――の2本立てで組み立てることが必要である」と説明し、「民主党の求める2003年度税制改革の課題」「政府与党が検討している2003年度税制改正の個別検討項目について」など「考え方」の基本内容を提起、了承された。
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