民主党の『次の内閣』(ネクスト・キャビネット)は19日に初の閣議を開き、人事、運営方針、当面の政策課題への取り組み方針などを確認した。
枝野幸男ネクスト官房長官は、内閣の運営方針について、まず総称を「民主党『次の内閣』(ネクスト・キャビネット)」に統一することを提案。また、内閣と衆参委員会との関係、閣議と党議との関係などを整理した上で、今後の閣議では政治的に重要な戦略議論に集中し、一般的な法案審議は総括副大臣会議などに委任すること、ネクスト官房長官直属機関として経済戦略会議を設置することなどを提起し、承認された。
また、当面の重要政策課題として、経済財政政策および高速道路整備問題への取り組み方針を確認。人事では、すでに発表されている閣僚に加えて10名のネクスト官房審議委員(政策調査会副会長)の就任が報告された。
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