新体制となって初めての民主党国会対策委員会役員会が20日、国会内で開かれた。冒頭、野田佳彦国会対策委員長が挨拶し、「国対は国会を運営していく上で、欠かすことができない大事な仕事と受けとめている。来年の通常国会は特に、いかにして国難を突破するかという国難対策の国会運営になる。4月には統一自治体選挙も控え、強い思いのもとで、まさに攻める国会となるよう、心をひとつにして頑張りたい」と決意を示した。続いて樽床伸二国対委員長代理が構成メンバーを紹介し、高木義明議運筆頭理事が議運報告を行った。
また、役員会終了後に行われた記者会見で野田国対委員長は、三井造船疑惑や自民党の久間章生元防衛庁長官の政策秘書口利き問題等には、伊藤筆頭国対副委員長を中心にプロジェクトチームをつくり、対策本部をつくって追及していくことを明らかにした。また、24日に予定されている与野党国対委員長会談では、菅直人代表の意向を受けて、クエスチョンタイムの頻度・時間の拡大を要請していく意向を示した。
国会対策委員会の役員構成は下記の通り。
国対委員長 野田佳彦
国対委員長代理 樽床伸二
筆頭国対副委員長 伊藤忠治
国対副委員長 高木義明 議運筆頭理事
同 藤村 修 議運理事
同 長浜博行 議運理事
同 城島正光
同 三井辨雄
同 平岡秀夫
同 鈴木康友
同 伴野 豊
同 武正公一
同 鎌田さゆり
同 手塚仁雄
同 永田寿康
参議院国対委員長 輿石 東
参議院国対委員長代理 和田洋子
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