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2002/12/24
「政権交代を前にした与党への鞍替えは残念」菅代表
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 民主党の菅直人代表は24日、同日離党を申し出た熊谷弘前副代表ら4名の議員と山村健議員の除籍を決めた党常任幹事会終了後、記者団に対し「来年こそ政権交代を実現しようという時に、残念だ」と語った。

 菅代表は、今回の熊谷議員ら4名の除籍について「個別に与党に鞍替えして政権の中に入るというのは、国民に一層不信を招く。来年こそ選挙を通じた政権交代が十分可能な時に、残念だ」と言及。同時に、「これで、残されていた党内の課題に決着がついた。これから全力を挙げて国民の気持ちを体した活動に打ち込める。今日から反転攻勢の再スタートだ」と語った。

 また、同日に発表された2003年度の政府予算案について、「税の使い道、歳出の中身が問題なのに、そこが従来とまったく変わっていない。中身を変えずに金額だけをいじっている。そもそも、あとで増税すると公言しながら減税しても消費に結びつくわけがない。何をしようとしているのか、訳の分からない予算だ」と厳しく批判した。

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