民主党の菅直人代表は15日、民主党および与党3党の合意に基づいて修正された有事法制関連3法案が衆議院本会議で可決されたことを受けて、「民主党の主張が相当盛り込まれた修正案が可決され、大変いい結果だと思う」と記者団に感想を語った。
菅代表は、今回の修正案可決の意義について「重大課題について党内できっちり議論し、一致した行動がとれたというだけでなく、有事法制の問題について中身に踏み込み、国民の皆さんにも理解していただける形で議論を展開できたという意味で、われわれにとっての成果であるばかりでなく、国民にとっての成果でもあると思う」と述べた。
同時に菅代表は、「この法律はもともと武力攻撃事態になってしまった時にどう対応するかということだが、本来はそういう状況にならないためにどうするかが大切だ」とも述べ、外交努力による平和構築の重要性をあらためて強調した。
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