民主党の菅直人代表は27日、代表就任後初の地方視察として大阪の野宿者野営本部を訪れた。
大阪城前にある野営本部のテント村を訪れた菅代表は、シャワー施設やテント内を見て回った後、ホームレスの人たちへの炊き出しなど支援活動を行っているNPO、釜ヶ崎支援機構に対して、民主党からの支援金10万円を贈呈。さらに小雪の舞う中、大阪城公園内のシェルターや西成区のあいりん地区まで足を伸ばして精力的に視察し、大阪府や市の担当者から状況を聴取した。
この日の視察について菅代表は、「ホームレス支援のための法律はできたが、具体的にどう運用するのかはこれから。どうすればいいか、さらに皆さんの声を聞いて一緒に考えて行きたい」と感想を語った。
視察には、鍵田節哉、肥田美代子両衆議院議員も同行した。
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