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2003/07/09
【参連合審査】「自衛隊派遣、水浄化のニーズも疑問」若林議員
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参議院の連合審査会で9日、関連質疑に立った若林秀樹議員は、イラク現地を自ら調査した立場から、政府の説明している自衛隊派遣へのニーズに疑問を表明した。

 若林議員は、物資輸送を行うトラックの車列の写真を示しながら、「物資輸送はトラック輸送で十分足りている」と指摘。自衛隊が高い能力を持つとされる水の浄化についても、「水の支援は、UNICEFが資金の拠出を受けてすでに行っており、これに一元化すべきもの。自衛隊が浄化した水をイラク国民に配るのも大変だ」と疑問を表明した。石破防衛庁長官は、「水浄化についても確定していない。どう配るかは治安情勢を勘案して判断すべき」とあいまいな答弁。「もっと支援事業の中身を具体的に示して欲しい」との要望に、福田官房長官は「現地情勢に変化があることは認めないわけにはいかない。要望はよく分かるので、努力したい」と答えた。

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