民主党『次の内閣』(ネクストキャビネット)は2日、国会内で閣議を行った。
閣議後の記者会見で仙谷由人政調会長は、参院選に向けたマニフェスト作成作業を精力的に行っていることを報告。また閣議において、幼児を自転車に乗せる際の幼児用ヘルメットの着用義務規定を盛り込んだ「道路交通法の一部を改正する法律案」や「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案(起訴拘留中の議員歳費凍結法案)」(いずれも民主党提出)に賛成を決めたことなども報告した。
また仙谷政調会長は会見の中で、この日の閣議前に行われた岡田克也代表と小泉首相の衆院決算行政監視委員会での議論にも触れ、「論理展開も、説明の真面目さも、自らの主張を整然と論理的に述べる点も、どれをとっても岡田代表の方が圧倒的に良かった」と断じるとともに、「(年金改革法案は)改めて仕切り直すべきだと、国民の理解を深めるのに十二分な議論だったと思う」と述べ、小泉首相の答弁のいい加減さについても改めて強く批判した。
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