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2004/06/05
与党が議会運営のルールを蹂躙 参院本会議混乱
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本会議の散会を宣言する本岡副議長
 参議院本会議が5日午前4時20分再開され、不信任案を提出された倉田議長に代わって本岡昭次副議長が議長席から散会を宣言。通常ならこれで本会議は閉会となるが、本岡副議長が席を立った後、不信任案を提出された倉田議長が議長席に座り、「先ほど副議長が散会を宣言したが、これは無効。仮議長選出まで休憩」と宣言した。
 
 これは明らかに、国会運営の基本ルール(国会法21条、副議長の議長代行)を無視した暴挙であり、民主党はこうした国会運営に強く抗議している。民主党の参議院議員は、本岡副議長の宣言に従い、議場から退出した。なおこの本会議には、民主党の衆議院議員も応援に駆けつけた。
 
 これに先立って開かれた参議院議員総会には岡田克也代表、藤井裕久幹事長も出席、年金法案廃案への意志を改めて確認した。

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