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2004/06/07
参院選キャラバン、九州4県で年金法成立を批判
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 民主党参院選キャラバン隊は5日から7日にかけて、熊本・長崎・佐賀・大分の各県で街頭演説などを展開し、各地の公認候補予定者の応援を行うとともに、5日朝の参議院本会議で年金法案の採決を強行した自公連立与党を強く批判し、国民のための年金制度改革の推進を強く訴えた。

 5日、熊本市では、地元選出の松野信夫衆院議員が街頭に立ち、「議会制民主主義の根幹を揺るがす暴挙を目の当たりにした」と同日未明の与党による強行採決を非難。岡島一正衆議院議員も応援に駆けつけた。

 翌6日は、長崎市で三日月大造・村越祐民両衆院議員が街頭に立ち、抜本改革の名に値しない年金関連法を批判するとともに、民主党の農林漁業再生プランなどについても力強く訴えた。街頭演説には、党長崎県連の犬塚直史副代表も合流し、「単なる数字合わせに満ちた年金法案の中身をごまかそうとして、まともな議論をしようとしない」と政府・与党の不誠実な姿勢を厳しい口調で批判。

 同じく6日、佐賀市では原口一博衆院議員、川崎みのる党県連副代表の街頭演説に、西村智奈美衆院議員も合流。原口議員は「年金は、経済・雇用・暮らしに関わる重要な問題だ」と強調するとともに「族議員と官僚のせいで莫大な積立金が失われていく。実に無惨だ」と語気を強めて政府・与党を批判。西村議員も「国内政局ばかりを気にし、場当たり的でしかない総理の対北朝鮮外交がわが国の国益を損ねている」と鋭く指摘。川崎みのる副代表も、「守るべきは自民党ではなく国民の皆さんの生活だ。民主党は皆さんの生活を守るために全力を尽くす」と力強く訴えた。街頭演説後の集会には、津村啓介衆院議員も駆けつけ、「日銀時代の大先輩」という川崎副代表の人柄を参加者に紹介。津村議員、川崎副代表は集会終了後、雨の中、さらに街頭演説を行った。

 7日は早朝から大分駅頭など大分市内各所で街頭演説を展開。古賀一成国民運動委員長、楠田大蔵衆院議員、三日月大造議員が駆けつけ、地元の吉良州司衆院議員とともに、道行く人々に力強く民主党の主張を訴えた。特に古賀委員長は「年金問題に対する怒りを是非参院選にぶつけて欲しい」と強調するとともに、「総理は地方の苦しみを全く知らないのではないか」とも指摘、じっと聞き入っていた人から「がんばれ」と声が飛んだ。

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