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2006/06/07
終盤国会、政府・与党の混乱ぶりは目に余る 江田会長が総会で
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 7日午前、参議院本会議を前に民主党・新緑風会の議員総会が国会内で開かれ、江田五月参院議員会長が、終盤国会に向けての決意を改めて語ったほか、今秋に行われる衆議院神奈川県第16区補欠選挙の後藤祐一公認候補予定者も、出席議員を前に挨拶を行った。

 江田参院会長は挨拶の中で、「いよいよ長い通常国会も先が見えてきた」とし、「定められた会期の中で、きっちりとやるべきことをやり、やるべきでないことをやらせず、がんばっていく」のが野党の責務だと述べた。そして、「政府・与党、与党内部の混乱ぶりは目に余る」として、「小泉政治5年間で、無責任政治が際立ってきた」と批判。「こんな政権に有終の美を飾らせることは、断じてあってはならない」とした。

 江田参院会長は更に、先日行われた民主党パーティに尽力した広中和歌子(パーティ実行委員長)・前田武志(同事務局長)両参院議員の労をねぎらい、在外公館の方からも、「例年に比べて、明るく温かい雰囲気だ」との声が上がっていたことも紹介するとともに、党員・サポーターの定時登録も、例年の倍近い数に上っていることも報告した。

 また、共謀罪の丸飲み問題に関しても、「いかに政府と与党が迷走しているか」ということだと江田参院会長は指摘。「単なる党利党略で行っているだけではないか」として、「許すわけにはいかない」と厳しい姿勢を改めて明確にした。そして、「最終盤、結束を固め緊張感をもって乗り切っていきたい」と呼びかけ、挨拶を締めくくった。

 続いて、浅尾慶一郎参院議員(党神奈川県連会長)の紹介で、衆院神奈川16区補選に民主党公認で立候補予定の後藤祐一さんが力強く挨拶。出席議員からは、大きな拍手とともに「がんばれ」などと声援も飛んだ。

 更に、輿石東参院幹事長、平田健二参院国会対策委員長、直嶋正行参院政審会長(政策調査会長代理)、郡司彰議院運営委員会筆頭理事らが報告を行い、この日の本会議に登壇する広田一参院議員(参院国対副委員長)や、決算委員会で質問に立つ神本美恵子(政策調査会副会長/参議院政審会長代理)・加藤敏幸(労働局長/参議院副幹事長)両参院議員が、それぞれ決意を述べた。

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