民主党の岡田克也代表は29日、山形県・高畠町で農業関係者と意見交換を行った後、有機栽培による米づくりに取り組む農家の水田を視察。水田一面に特殊な紙を敷き詰める雑草防止法や、米ぬかを使った土づくりなどの説明を受けるとともに、手押し車を使った手作業での除草作業を体験した。
視察を終えて感想を問われた岡田代表は「農業はものすごく大事だから、今までの与党のお役所お仕着せの政策ではなく、現場をしっかりふまえた、夢の持てる農政をつくっていかなければならないと思っている。最先端でやっておられる方々のお話を直接聞けたことは役に立った」と語り、食の安全確保や環境保全型農業への転換にも意欲を示した。
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