民主党本部の仕事始めが5日、党本部で行われ、岡田克也代表、川端達夫幹事長がそれぞれ挨拶し、新年にあたっての抱負を語った。
岡田代表は昨年1年を振り返り、「民主党にとってもっとも過酷な、そして希望に満ちた1年だったと思う」と語り、参議院選で勝利し、二大政党制・政権交代に向けて扉を開くことができたとする考えを示すとともに、今年の民主党の取り組みについて、「昨年の実績の上に立ち、選挙で政権交代を確実に成し遂げる責任が私たちにはある。その土台づくりの一年としたい。堂々の力相撲の中で自民党を投げ飛ばす力をつける一年にしたい」と語った。
さらに岡田代表は、「民主党は何のためにあるのか。国民の立場に立って、この国の政治を本当に変えていくためにあるということを改めて認識し、その大きな機会が目の前にあると考え、そのチャンスを生かし、頑張っていく1年にしたい」と繰り返し述べた。
続いて挨拶に立った川端幹事長は、昨年について国内外で自然災害が多発し、災いの1年だったと振り返った。同時に国内政治については「小泉内閣の機能不全による国民の災いの年だった」と指摘。戦後60年、十干十二支の節目の年にあたり、「年末の雪のようにすべてを白地にして、民主党が災いのない世の中をつくるスタートの年にしたい」と語った。
|