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2005/01/12
鳩山・菅・円ネクスト大臣ら、山古志村民仮設住宅など訪問し激励




 鳩山由紀夫『次の内閣』ネクスト外務大臣、菅直人ネクスト国土交通大臣、円より子ネクスト防災担当大臣、山花郁夫ネクスト総務総括副大臣は12日、長岡市・小千谷市を訪問。新潟県中越地震で全村避難を余儀なくされている山古志村民仮設住宅などを訪れ、避難されている方々を激励した。

 仮設住宅が設置されている長岡市一帯は、昨日より降り続いた雪が約1メートルを超え、仮設住宅内部の結露や雪下ろしなど、避難生活にも大きな支障が出ている状況となっている。仮設住宅の訪問を終えた一行は、「避難されている方々への寒冷・雪対策は切実な課題であり、抜本的な対応強化が必要」などと語った。また一行は併せて、民主党が小千谷市に寄贈した二基の大型テントも訪問し、テントを拠点に被災者支援活動を行うボランティア団体を激励した。一行はこの他に、長岡市役所に設置されている山古志村災害対策本部や小千谷市役所も訪問し、被災地の切実な声に耳を傾けた。

 一行は今回の訪問の率直な感想として、住宅本体に対する支援が必要だという切実な声が多かったこと、予算編成の時期の関係でなかなか機動的な支援が行われにくいこと、市とボランティア団体の間の認識・行動などのギャップを埋める仲介役が必要であることなどを指摘。住宅への支援に関して、一人ひとりのニーズに即した補償への努力も必要ではないか、といった意見も聞かれた。
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