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2005/01/21
危機的状況の認識が政治家の務め 連合の集会で川端幹事長が挨拶
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 21日昼、衆議院第二議員会館で開かれた「連合政策要求実現集会」において川端達夫幹事長が挨拶に立ち、民主党の通常国会への取り組みと連合の運動への期待を述べた。

 川端幹事長は、現在の一部の景気回復は、まじめに働く勤労者の犠牲の上に成り立っていると指摘した上で、このような危機的な状況を認識することが政治家の務めであると語った。

 川端幹事長はさらに、税制の改革、社会保障制度の改革、地方分権改革などについて政府・与党の政策の問題点を指摘した上で、通常国会において全力を挙げて民主党の政策実現に取り組むことを表明した。川端幹事長は最後に、今日の日本は変化が求められており、変化していかなければならないが、二極化を招いてその一方を切り捨てる形であってはならないとして、挨拶を締めくくった。

 なお、この集会の冒頭で連合の笹森会長は、今年は戦後60年の節目にあたり、自民党が下野した1993年の総選挙より12年目のトリ年でもあり、新しい政治が求められているとし、小泉総理就任3年半にして自民党の賞味期限は終わっており、野党にとって重要な時期だ、などと述べた。

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