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2005/01/25
総理の説明不足は看過できない 鉢呂国対委員長が会見で
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 鉢呂吉雄国会対策委員長は25日の記者会見で、24日の衆議院本会議における首相の答弁について、「意図的に答弁のあり方をごまかしている。重要な問題に対する国民への説明が不足している」と厳しく批判した。

 鉢呂国対委員長は会見の冒頭、小泉首相の答弁をめぐり中断に陥った昨日の衆議院本会議に言及。議長の注意を軽んずる発言をし、反省の色がない首相の態度に関連して、議院運営委員会の場で、再質問や答弁のあり方を協議していくべきとして、「民主主義の本質に立ち戻り、活発な論戦を期待したい」と語った。また、25日午後の小宮山洋子・野田佳彦両衆院議員の代表質問においても、再質問があり得るとの見方を示し、首相の答弁のあり方を注視したい、と述べた。

 また民主党など野党が21日に提出した被災者生活再建支援法改正案については、与野党が一致して早急に可決・成立させることを強く望むと語った。

 さらに鉢呂国対委員長は、岡田克也代表が24日の代表質問で取り上げた旧橋本派のヤミ献金問題に関し、献金が3年前の参院選挙の政治資金として使われたとの証言が公判でなされたことに言及。今通常国会では、政治とカネの問題について、証人喚問を含めた対応で大きく取り上げていく必要があるとの認識を示した。

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