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2005/01/26
【次の内閣】党アフガニスタン復興支援策、民主党予算案など議論
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 民主党『次の内閣』は26日、国会内で閣議を開催した。

 閣議の冒頭、挨拶に立った岡田克也代表は、衆参両院での代表質問に対する小泉首相の答弁姿勢に改めて触れ、「本会議で答弁拒否をして平然としている、その姿を見ると、総理大臣として国民に対して説明責任を果たすという最も重要なことが全く欠落している。本当に情けないこと」と強く批判。明日から始まる予算委員会での質疑での更に厳しい追及を求めた上で、「戦いはこれからだ」と力強く決意を述べた。

 仙谷由人政策調査会長も、続いての挨拶で、「(小泉首相は)官僚の書いた答弁集がなければ、ほとんど責任をもって公式の場で議論ができない。これを見た時に、われわれがこの10年来求めてきた、政治同士の議論で国の方向性や具体的な政策を練り上げていくという本来の民主主義のあり方と、何と程遠いことか」と述べ、首相の答弁に臨む姿勢を改めて厳しく批判した。

 閣議ではまず、鳩山由紀夫ネクスト外務大臣と大谷信盛アフガニスタン問題プロジェクトチーム座長より、「当面の民主党アフガニスタン復興支援策〜法の支配の下での市民社会の発展をめざして」について報告が行われ、了承された。本支援策は、(1)国別援助計画の策定、(2)武装解除・動員解除・社会復帰(DDR)の一層の強化、(3)「民」との連携、(4)麻薬対策、(5)女性の人権・教育問題への取り組み、(6)公正な議会選挙の実施の6つの提言などから成っている。

 続いて鳩山ネクスト外相と中川正春北朝鮮問題プロジェクトチーム座長より、「北朝鮮人権侵害救済法案(骨子)中間報告」の説明があり、閣議での様々な意見を踏まえ今後も議論を重ねていくこととなった。

 補正予算については野田佳彦ネクスト財務大臣より説明があり、閣議で問題点を協議。最終的な判断は、代表・代表代行・幹事長・政調会長・ネクスト財務相に一任されることとなった。

 平成17年度民主党予算案については、野田ネクスト財務相と平岡秀夫ネクスト財務総括副大臣から説明が行われ、各閣僚間で活発な議論が展開された。その結果、残された数点の課題について後日開催される関係閣僚会議に一任し、それ以外の大勢については了承された。

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