8日午後、国会内で民主党・無所属クラブの代議士会が開かれた。この中で仙谷由人衆議院議員(『次の内閣』ネクスト厚生労働大臣)が、がん対策基本法案の協議内容等について説明したほか、鳩山由紀夫幹事長が、この日の午前中に開かれた野党幹事長・書記局長会談の内容についても報告した。
冒頭、まず中川正春議院運営委員会筆頭理事が今後の国会日程などについて報告した。また、松本剛明政策調査会長からは、昨日行われた『次の内閣』閣議の内容について、説明が行われた。
特に発言を求めた仙谷議員からは、与野党間で協議が行われたがん対策基本法案について、その経過報告が行われ、がん専門医養成の必要性や治療提供体制の充実などに言及しつつ、これまでの各議員の尽力に改めて謝意が表された。
鳩山幹事長は、この日の午前に行われた野党幹事長・書記局長会談について、今後も適宜会談を開催していくことなど、協議の内容について詳しく報告した。また、山岡賢次副代表(党BSE問題対策本部長)からは、13日に開催予定の、拙速な米国産牛肉の輸入再開に反対する国民大集会の案内と協力要請が、改めて行われた。
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