川端達夫幹事長は29日、福岡市内で開かれた街頭演説会に駆けつけ、4月24日に実施される衆議院福岡2区補欠選挙における公認予定候補者の平田正源さんらとともに、小泉・自民党政治の打破と、政権交代を成し遂げるために更なる支持を訴えた。
川端幹事長は初めに、「戦後60年、焼け野原になり資源も無いこの国を良い国にしようと、日本人は真面目に正直に努力してがんばって働いてきた結果、平和で豊かな国になった。しかしこの10年、自殺者は交通事故死者の3倍以上、一部企業は大きな収益をあげているがリストラはやまないなど、弱者切り捨てが当たり前の社会になってしまった」と、努力をした人が報われない世の中にしてしまった自民党政治の失政を批判。「こんな政治を変えていきたいという思いを皆さんと共有し、その姿勢で政治をしていくことを一番大事にしたい」として、民主党が常に国民と同じ目線で政治を行っていくことを強調した。
そして川端幹事長は、「福岡2区の有権者の皆さんは、全国民を代表して小泉政権グッドバイの意思表示をしていただきたい。できることなら私も投票したい。振り返れば日本政治の大きなターニングポイントになるこの補欠選挙で、是非、平田正源さんを応援して欲しい」と声を大にして呼びかけた。
続けてマイクを握った平田正源予定候補者は、「若者や社会に活力を与えるためには、まず雇用の確保が一番」と景気対策を最優先に行うべきだと指摘。さらに「年金・医療・介護などの社会保障の充実を図り、安心できる社会を創っていくことが重要だ」とし、「同じ政治家が同じ政党で同じ役人と同じ政治をやっていては、私たちの生活は良くならない。そのためにも政権交代をしなくてはならない」と力強く訴えた。
またこの日の街頭演説会には、古賀一成、楢崎欣弥、藤田一枝、楠田大蔵の各衆議院議員と大久保勉参議院議員も参加。足を止め耳を傾ける聴衆を前に、平田正源予定候補者への更なる支持を訴えた。
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