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2005/12/01
両院議員懇談会で党機構改革案、来年度の党予算案など議論
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民主党は1日午後、党本部で両院議員懇談会を開催し、党の機構改革案や来年度の党予算案、来年度の活動方針案などについて、出席議員間で活発な議論が行われた。

 懇談会冒頭に挨拶に立った前原誠司代表は、党機構改革や党の予算案などについて議論を行うにあたり、第一に、64議席を減らし、政党交付金も来年には大幅に減る中で、「日常活動の費用というものは、減額をしないでいただきたいとお願いした」ことをまず強調。「常在戦場」、「再び政権交代に挑戦」の決意を述べた。

 その中で、特に前原代表は、広報戦略を確立し一元化した対応を行うための広報戦略本部の設置や、「他党に比べて女性議員の比率が少ない党になってしまった」ことも踏まえての男女共同参画推進本部への格上げといった取り組みについても言及した。

 前原代表は第二に、1月の下旬には通常国会が始まることについて、「それほど時間がないと思っている」との認識を示し、徹底的に与党の問題を追及し、提案・対案を示して戦う準備を進めるには、あと2ヶ月しかない、とした。そして、「次の通常国会が正念場だ」として、通常国会をにらんだ準備・心構えを整え、「協力をし、通常国会に乗り込んでいきたい」と力強く語った。

 続いて鳩山幹事長から、党の機構改革案、来年度の党予算案に加え、来年度の党活動方針案について報告があり、安住淳選挙対策委員長からも、次期衆院選における候補者選定基準について報告が行われた。この後、質疑に移り、出席議員間で活発な議論が行われた。議論の最後には、前原代表、江田五月参議院議員会長が挨拶を行い、懇談会を締めくくった。

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