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2005/12/09
羽田最高顧問、ヨルダン国王に中東和平へ日本関与の必要性強調
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9日午後、羽田孜最高顧問が訪日中のアブドッラー・フセイン・ヨルダン国王を訪ね、両国の友好関係と中東和平への日本の関与について、意見を交換した。

 羽田顧問よりフセイン国王に対し、政府が自衛隊のイラク派遣の延長を決めたが、十分な国民的議論がないままに派遣を続けることには反対であるという民主党の見解が伝えられた。羽田最高顧問はさらに、民主党はイラクの復興については全面的に支援していくと発言した。

 フセイン国王は、われわれは様々な支援に対して門戸を開いていると語り、日本が中立的な立場を保ちつつ、中東への支援を続けることに期待を表明した。羽田最高顧問は、包括的な中東和平に向けてのヨルダンの役割に期待すると述べるとともに、経済面でも交流を深めていきたいとの意向を示した。フセイン国王は、教育・医療・環境・原子力エネルギー・観光などの各方面での日本の支援と交流を期待し、顧問は両国関係の発展に努力すると語った。

 会談は30分に及び、民主党の末松義規国際局長、武正公一ネクスト外務副大臣、榛葉賀津也ネクスト防衛副大臣が同席した。

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