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2005/02/09
国会内で代議士会を開催 一致結束しての今後の対応を確認
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 民主党・無所属クラブは9日午前、国会内で代議士会を開催し、今後の対応について確認した。

 冒頭、挨拶に立った鉢呂吉雄国会対策委員長は、昨日の衆議院予算委員会での政治とカネの問題に関する集中審議について触れ、与党による、答弁席に立てない民主党議員への、裏付けのない「個人攻撃」を改めて厳しく批判。質問者の陳謝と議事録から削除を求め、「予算委員会は立つべきものでない」として、現在協議中であることを報告。「泥仕合のための与党側の目論見を排除」し、「政策を金で買うような、そういった手法に問題がある」と、政治とカネの問題の「本質を忘れてはならない」と指摘した。

 更に鉢呂国対委員長は、「これまでの与野党間の協議と今後の集中的な審議の経過を踏まえ、お互いに誠意をもって協議・検討し、対応する」とした与野党合意を指摘し、「ますます証人喚問の必要性が高まっている」として、その「目鼻をつけるべきと強く主張している」と報告し、一致結束した対応を要請した。

 続いて衆院予算委員会の田中慶秋筆頭理事、佐々木秀典理事から協議の内容について報告が行われ、高木義明国対委員長代理からも、「最終的な段階に至るまで協議は続ける」ことなどが報告された。また、昨日の審議で名指しされた永田寿康議員と城島正光議員も発言。永田議員は、「何が不正なのか、具体的な中身に一切触れない」自民党議員の質問のやり方に対し、「当事者がいない中でああいう話をするのは、世の中では「陰口」という」と厳しく批判。城島議員も当時の状況を具体的に説明し、「言われ無き中傷は、断じて許さない」として、大きな拍手を浴びた。

 最後に挨拶に立った岡田克也代表は、「今の展開は、それだけ自民党が追い込まれている、その結果に他ならない」とまず指摘。今朝の報道で、「小泉総理が、ちゃんと前向きの制度論を議論すべきだとの発言をした」ことに対し、「唖然とした」とし、「先の国会から迂回献金の弊害を指摘し、(政治資金規正法)改正案を出したわれわれに対して、それを全く無視してきたのはいったい誰なのか」「国民に対して説明責任を果たさない、そのことについて平然としている自民党総裁は誰なのか」、「まさしく小泉総理自身だ」と厳しく指摘。そうした首相や政府・与党の態度に対しては、「厳しく対応しながら、民主党として、その理のあるところをしっかりと国民に訴えていきたい」と、力強く決意を述べた。

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