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2003/07/16
【衆イラク特】テロ特措法の効果「軍事機密」と答えず審議中断
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衆議院イラク復興支援特別委員会で16日、テロ対策特別措置法の期限を2年間延長する改正案の審議が始まったが、これまでの洋上でのテロリスト捕獲作戦の成果を問う民主党の末松義規議員の質問に、外務省側は「軍事上の機密」として答えず、入り口から審議が中断した。

 末松議員ら野党の理事・委員が緊急に記者会見し、「これは審議拒否ではない。きちんとした答弁を待とうということだ」と説明。末松議員は、「税金を100億円以上使った洋上の補給活動にどれくらい効果があったのかという観点から、洋上で捕獲したアルカイダの人数を質問した。わずか5人程度と答えるのが恥ずかしくて『軍事機密』と言ったのだろうが、外務省や防衛庁は国会審議をなめているのではないか」と政府側の姿勢を強く批判した。

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