衆議院財務金融委員会は16日、民主党が中心になってまとめた貸金業規制法改正案を委員長提案とし、本会議に上程することを全会一致で決めた。 同改正案は、不法な高金利融資や暴力的な取り立てなどで社会問題化している、いわゆるヤミ金融業者に対する規制強化を目指したもの。貸金業登録拒否要件の拡大、取り立て行為の規制強化、高金利の金銭消費貸借契約の無効、高金利要求罪の新設などの罰則強化等を盛り込むとともに、貸金業務取扱主任者制度の創設も打ち出した。