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2005/02/22
政権戦略委、第2回の会議を開催 成田教授よりヒアリングを行う
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 政権戦略委員会(委員長:岡田克也代表)は22日、都内で第2回の会議を開催。細川政権で総理大臣秘書官を務めた成田憲彦駿河台大学法学部教授を招いてヒアリングを行うとともに、二大政党制における第二党の役割についても議論が行われた。

 成田教授は第一に、政権獲得に向けて民主党は、自民党プラス公明党に対峙する政党として、総選挙で自公二党を上回る王道を歩むべきだと指摘。自民党批判の受け皿としての民主党の力が問われているとした。第二に、政権のスタートについて成田教授は触れ、細川政権では、政策の連続性を強調し過ぎたとし、国民の支持を得ていくためには、政権交代によって様々なことが変わることを、しっかり国民に伝え、実感をさせることが大事だと指摘した。第三に、成田教授は政権の移行について触れ、開票日から実際の政権交代までのタイムスケジュールや、その間にやるべき準備を整えておくことの重要性を強調。こうした準備がなければ、霞ヶ関の官僚組織のお膳立てに乗っていくことになってしまうとした。

 また、その後の委員間の議論では、民主党が政権を目指していく上で、民主党は野党ではなく「政権準備政党」であること、「政権準備政党」として政権「準備」機能と政権「監視」機能を使い分けつつ次期総選挙での政権交代を目指すこと、といった点について、民主党として基本的な認識の共有を図っていくことを確認した。

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