岡田克也幹事長は、18日午後の定例記者会見で、午前中の衆議院予算委員会での小泉首相とのやりとりについて「総理は『天才詐欺師』だと以前指摘したが、メッキが剥げてきたようだ。身振り手振りでテレビを意識して答えていたが、聞かれたことには何ら答えていない。イラク攻撃にも、明確な根拠もなく、米国に追随して支持したという姿が浮き彫りになった」と振り返った。
予算委での質疑を踏まえて内閣不信任決議案提出の理由は明確になったかとの問いには、(1)行財政改革の遅れ(2)経済の現状に対する責任(3)政治とカネ問題で逆コースを歩んでいること(4)イラク戦争を支持し、問題の多い法案を強行しようとしていること−−の4点を挙げ、「全体をくくれば、総理としての資質に欠けるということだ」と述べた。
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