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2006/06/09
【衆院厚労委】小宮山・西村議員、雇用問題めぐる法案の趣旨説明
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 9日午後の衆議院厚生労働委員会で、民主党・無所属クラブの小宮山洋子・西村智奈美両議員が、法案への趣旨説明を行った。

 小宮山議員は「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律及び労働基準法の一部を改正する修正案」について、提出者を代表して趣旨説明を行った。

 小宮山議員は「雇用をめぐる性差別を無くし、真の男女平等を実現するためには、更なる法改正が必要」と政府案に対する見解を述べた。修正が必要な点の例としては、間接差別禁止の対象が限定列挙される上に賃金差別が対象とされていないこと、仕事と生活の調和が基本理念に盛り込まれなかったこと、ポジティブアクションに関する義務規定がないことを挙げて、修正案への賛同を求めた。

 「短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案」(パート労働者の均等待遇推進法案)については、西村議員が趣旨説明に立ち、基幹的・恒常的な労働力として重要な役割を果たしているパート労働者と、正社員との均等待遇を確保するため、法改正が必要だという認識を示した。

 西村議員は法案の趣旨を説明し、「短時間労働者と通常の労働者との待遇の均等をはかることは、男女の賃金格差の解消のみならず、若年者や高齢者の雇用や生活の安定、ワークライフバランスの実現に寄与する」と語った。

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